Gスポットを刺激されている最中、強い尿意に襲われた経験はありませんか?
激しい尿意に耐え切れずトイレに駆け込む女性や、快楽に集中できなくて苦痛でしかない女性、さらには激しい痛みを感じる女性もいるほどで、深刻な悩みとして捉えている方も少なくありません。
「おしっこが出そうになったら、遠慮なく出していいよ」と、優しいのかデリカシーがないの分からないことを言う男性もいるようですが、どうやらそんな簡単な問題ではなさそうです。
指による刺激だけではなく、セックスの最中にも、挿入する角度や強さによっては尿意を催すことがあり、気持ち良いどころではなくて、「おしっこ行きたい!」「早く終わってほしい」と感じる女性もいるそうです。
尿意とGスポット
もっとも尿意を誘発する部位は、膣の入り口に近いお腹側(上側)にあるGスポットとGスポットの周囲です。

Gスポットは中イキなどの深い快楽を期待できるとても気持ちの良い性感帯ですが、快楽よりも尿意の強さの方が上回ると、悪質な快楽になってしまいます。
尿意を伴わないGスポットからくる快楽は想像を絶するほど気持ち良く、体を震わせてのたうち回り、喘ぎ声が出せないほどの強烈な快楽に襲われる女性も見てきました。
Gスポットの手マンによる刺激やセックスなどの行為の時に尿意に悩まされる方は、尿意を克服することで、今後の行為がより気持ちの良いものになることは間違いありませんので、尿意を感じた場合にどのように向き合うべきなのか、また、尿意を催した状態でもなるべく快楽を得るための方法について、ご紹介したいと思います。
行為(セックス)中の尿意の原因
まず、行為中の尿意についてですが、次の2つの原因があると言われています。
1つは、Gスポットの近くに尿道が通っているため、Gスポットが刺激されると同時に尿道も刺激され、尿意を催すというものです。
もう1つは、スキーン腺と呼ばれる器官の性質によるものです。
GスポットやGスポットの周囲が刺激を受けると、スキーン腺と呼ばれる器官から液体が分泌されます。スキーン腺はGスポット周辺の尿道の下流にあり、分泌液は尿道へ染み込み尿道から排出されます。このように分泌液が尿道へ染み込むことで、尿意として知覚するようになると考えられています。
つまり、物理的な(Gスポットや尿道への)刺激と、生理現象(スキーン腺からの分泌)による組み合わせにより、尿意を催すというわけです。
勘の良い方はピンときたかもしれませんが、スキーン腺で作られ染み出していく液体が、潮吹きの原因の一つとされています。
とは言え潮の正体についてはまだはっきりとは解明されていません。潮は尿道から吹き出すため、おしっこの成分とスキーン腺の分泌液が混ざったものという説が最も有力です。
潮吹きは女性の射精?
男性の場合は、おしっこも射精も尿道を通って行われますが、おしっこが出る感覚と射精とでは全く別の感覚で、「出そう」という前兆も当然、区別がつきます。

潮吹きは女性の射精とも言われており、本来はオーガズム(イキ)の直前やオーガズムの際に起こるとても気持ちの良いものですが、潮吹きの前兆は「(膀胱からの)おしっこが出そう」という感覚に近い女性も多いため、尿意を我慢することになり、快楽どころではないというわけです。
男性は、セックスなどで女性を前にして射精をすることは抵抗ありませんが、女性の前でおしっこを出すことは恥ずかしいことで、ベッドを汚してしまうのも気になると思うはずです。
ですので、男性よりも何倍もデリケートな女性が尿意に対して強い不安を抱く気持ちは痛いほどわかります。
そこで、「尿意が辛いかも」「おしっこが出ちゃうかも」という不安を和らげるお話をします。
尿意はそれほど怖くない?
実は、潮吹きの時に出る液体の量は、気をつければそれほど多くありません。もちろん個人差はありますが、シーツをびちょびちょに濡らしてしまうようなことはまず起こりません。
AV(アダルトビデオ)では、大量に潮吹きをする女性が登場することがありますが、見せモノの場合がほとんどで、大量に潮を吹く体質の女性が訓練によりさらに潮を吹くようになり、相手の男性も潮吹きを誘発するプロ、というカラクリです。さらに、事前に大量の水分を摂って撮影に望んでいます。

以前、性感マッサージでGスポットを刺激している最中に「ごめんなさい、トイレに行かせてください」とトイレに立つ方がいました。そしてトイレから戻ってきて、私にこう言いました。
「凄くおしっこがしたくなったのに、ほとんど出なかったです。」
施術の前にトイレで用を足してもらっているので、膀胱の中は空っぽに近い状態のため、おしっこがたくさん出るはずがないのです。
尿意に対する心構え
これまでのことを踏まえて、性感マッサージや行為の最中に尿意を催した場合は、次のように気持ちを切り替えていただければと思います。
尿意を催した場合の考え方
①男が射精をするのだから、女性が射精をしても(潮を吹いても)おかしくないはずだ
②たとえ潮を吹いたとしても、その量は少なく、不快になるほどベッドが濡れるわけではないらしい
③開放的な気分での潮吹きは、超絶気持ちいいらしい
④一度、開放的な気分で潮を吹くことができれば、今後の尿意に対する気持ちが楽になるらしい
⑤男性の多くは、女性が潮を吹くことに対する抵抗はなく、むしろ自分の行為で相手の体が反応することを嬉しく思うらしい
尿意を快楽に変えるコツ
①性感マッサージやセックスをする前は、なるべく水分を控えるとともに、必ずトイレに行き用を足してください。
②男性からの刺激で尿意を催した場合は、「数十分前に用を足したのだから、膀胱は空っぽに近いため、この尿意はおしっこが大量にでるものではない」と気持ちを落ち着かせてください。
③どうしても尿意を我慢できない場合は、動きを止めてもらって、トイレで用を足してください(激しい尿意とは裏腹に、出る量は少量のはずです)
④指などによる刺激で尿意を催したら、我慢せず解放する気持ちで、押し出すよう(全て出すよう)に心がけてください。
⑤あとは、男性に頑張ってもらって、良質な快楽をお楽しみください。
Hのとき(挿入時)におしっこしたくなるケース
セックスのいわゆるピストンによって、尿意を催す、シオを吹きそうになる、という女性も多くいらっしゃいます。
そのことで、セックスするのが怖いと感じるケースもあるようですが、トイレにいきたくなる理由は、やはりGスポット付近(お腹付近)の刺激によります。
体位や挿入する角度によって、感じ方が変わりますので、エッチの最中の尿意が辛い場合は、好きな体位や好きな角度での挿入をパートナーと共有してはいかがでしょうか。
パートナーに面と向かって「この体位が好き・苦手」と言いづらい女性もいると思います。性感マッサージを希望する方には、このような場合のアドバイスなども行っています。
潮吹きと中イキは別物
最後に、上で説明した考え方やコツは、全ての女性に対して有効というわけではありません。
体質により一度尿意を催してしまうとどうしても我慢できないという女性もいますし、痛みを感じてギブアップをする方もいます。
また、Gスポットの開発によって、快楽が尿意を上回るようになるラッキーな女性もいらっしゃいます。
Gスポットを刺激している最中「何か出ちゃいそう・・」と言いながら、既に潮吹きをしてしまっている女性もいますが、気づかず潮を吹いてしまう女性もラッキーな体質かもしれません。
私は、東京都内で無料で女性向けの性感マッサージを行っていますが、施術前にはトイレに行ってもらうようにしています。
また、尿意で快楽に集中できない場合は、施術の途中で休憩というかたちでトイレに行ってもらっています。過度の我慢は禁物ですので、途中でストップの合図を送る勇気も大切だということを頭に入れておいてください。
「潮吹きをしてみたい」という女性は少数派ですが、人生の中で一度くらいは潮吹きしても良いかな、という気持ちになったのではないでしょうか?
ただ、間違えてほしくないことは、潮吹きと中イキは別物、ということです。
真の中イキ(ポルチオイキ)とGスポットでの中イキでは異なるためです。少し紛らわしいので、この辺りは別の記事で紹介したいと思います。
潮吹きの快楽を覚えてしまい、セックスや性感マッサージで潮吹きをゴールにしてしまうと、自身も相手も潮吹きで満足するようになりかねません。これでは真の中イキにはたどり着かないのです。
あくまでも、辛い尿意を快楽に変えるという意味でこの記事を書いていますので、その旨ご理解ください。